新社会人 不安

新社会人が一気に増える時期です。
今までの生活とは、まるっきり違う生活を始める人も多いでしょう。

新しい事をやる時には、不安が伴いますね。
もちろん、ワクワクしている部分もあるでしょう。期待の部分です。

でもこれって、実は気の持ちようだけだったりします。
目の前に起こっている、もしくは起ころうとしている事に対して、
それをどう捕らえるかというだけなんです。

楽しそう!
と思えばワクワクして期待になるし、
大丈夫かな、できるかな？
と思えば不安な気持ちになります。

でもいずれにしてもやらないといけないのであれば期待をもって取り組んだほうが
良い結果につながる可能性が高いです。

とはいえ、普段からネガティブな思考の人は、そうは簡単に気持ちを切り替えられません。

大抵そういう時は、呼吸が浅くなっています。
気持ちが不安定だったり感情的だったりする時は、呼吸は浅くなります。
その呼吸の浅さがカラダに作用して、さらに気持ちが不安定になってと、
悪循環の繰り返しになります。


となると、それを解決する糸口は・・・

いうまでもなく呼吸を整える、深呼吸をする事です。
深呼吸を繰り返すだけで、気持ちがある程度落ち着いてきます。
テレビのドラマやスポーツのシーンなどでも時々みられますね。

呼吸というのは、意識してもできますが無意識でもしています。
そうでないと生きていけませんから。

このことから、ヨガなどでは意識と無意識をつなぐ架け橋として考えられていて、
心や体の声を聞いたり語りかけたりするための
最初のとりかかりの手段として、まず呼吸を整えます。

簡単ですが、これが結構大きいのです。


だから、何か始める前に緊張したり不安になった時は、
時間のある範囲でいいので、ゆっくりと深呼吸をしましょう。

その時に、頭の中では何も考えないことがポイントです。
雑念が湧いてきたら、それに捕らわれて心ここにあらずになるのではなくそれを俯瞰します。
「ああ、今自分はこんな感情なんだ」、「こんなことを考えているのか」といったように
第三者的に傍観するだけです。
それによって、自分が振り回されている感情の本質に気づくこともあります。

これが、いわゆる瞑想です。


最初からいきなりそこまで深くはできなかったり、雑念に振り回されたりしますが、
続けいているとだんだんできるようになってきます。

これ朝起きたときでも、昼休みでも、夜寝る前でも
数分間でいいので毎日やるようにして習慣付けるといいです。

そうすると普段の感情も落ち着いてきますし、何より最初の不安というものにも
感情的にならずに落ち着いて対処できるようになります。


何でもそうですが、人は急に変わることはできません。
変えていくためには、普段から少しずつ変えていかないとカラダの拒否反応が大きすぎて
あきらめてしまいます。

新しく始めたことが習慣になるまでには、ある程度の時間がかかることは当然なので、
瞑想の時間にアラームをセットするなどして、続けられる工夫をしましょう。

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